今まで「タバコは辞められたけど、お酒は絶対にやめられない。」と思っていた筆者が、
2014年5月1日~2014年6月1日まで、
1ヶ月間禁酒に成功しました。
その時の記録を面倒臭がって眠らせていましたが、重い腰を上げ今回は書きたいと思いますw
この経験から禁酒を続けられるコツと、1ヶ月間禁酒をしてみた結果の体の変化などをまとめました。(あくまでも個人的経験談です。)
▼目次
禁酒を始めたキッカケ
お酒は美味しい!特に仕事終わりのお酒は至高。筆者もそう思っていました。
禁酒をする前、筆者は、仕事終わりで自宅での時間。週末の時間のほとんどがお酒を楽しむ時間として費やされていました。禁酒を始める1ヶ月位前はペースは週5位で呑んでいました。
類を問わず、ビール・ワイン・日本酒・ウイスキー・カクテル・酎ハイ・焼酎・・・etcなんでも飲める方でした。また、酒豪とまでは言いませんが、平均よりは飲む方だと自負しています。
空いた時間のほとんどがお酒を楽しむ時間。これはまずいと思い、「お酒を控えよう。」と決めました。
禁酒を続けるコツは禁酒をしないこと!?
禁酒をしようといろいろなことをやってみましたが、最終的に禁酒を1ヶ月間続けられた理由としては行動ではなくこころの持ちようでした。それは、「禁酒をしない」という考えを持つ事です。「えっ?」と思われた方も居るかもしれませんがこれが個人的に一番効果的でした。
辞めたい辞めたいと思っていても辞められなかった為、禁酒ではなく、ペースを減らそうと思ったのです。その方法は自分の中でお酒を飲むルールを作ることでした。
そのルールとは「お酒は、お店で誰かと一緒にしか呑まない。」です。
これで、禁酒ではありません、一人では呑まず、自宅でも呑まず、誰かとお店に行った時だけ飲むのです。
禁酒をしないという事を決めると、それだけで楽になります。飲まない・辞めたのではなく、今は単に飲んでいないだけ。
この、考え方とスタンス、ルール作りが個人的に最も効果的でした。
このように、「誰かと、お店でしか呑まない」というルールを作って以来、1ヶ月間呑んでいません。つまり、そのとき1ヶ月間誰からも、飲みのお誘いがありませんでした。そのため自分はいかに孤独なのかを知りました(笑)これも勉強wいや、ただの暇人ですねw
その為、例えば今日友達から急に飲みの誘いが来た時は、何の迷いもなく行きます。そして飲みます。禁酒はしません。単に飲んでいないだけです。
お酒を辞められないあなた。アルコール依存症に注意です。
お酒を辞める努力をした結果、自分自身がアルコール依存症であることを実感しました。今までは、「アルコール依存症になった人は大変だなー」と人事のように思っていましたが、辞める事が中々できず試行錯誤の上今の状況に有ります。
辞めたくても辞められない事を体験した時、自分の体はどっぷりとアルコールという薬物に侵され、完全にアルコール依存症になっていたのだと気づきました。皆さんはすぐに努力せずともなんの辛さも無く辞めることができますか?
禁酒にチャレンジすることで自分はアルコール依存症という病気になっているのだという自覚を持つことも、禁酒を成功させる一つの手かもしれません。
禁酒1ヶ月で実感した体調の変化
実感した体調の変化は大きく分けて3つ有りました。
●体臭の改善
1週間もすれば体からアルコールが抜けます。それから2週間・3週間とお酒を呑まないでいると、体臭が臭わなくなったように思います。体臭は自分では分からないといいますが、蓄膿症などではない限り、脇の下や1日着たシャツなどは誰でも明らかに匂いが分かるでしょう。それらが、お酒を辞める前と辞めて1ヵ月後の現在では明らかに、匂いの強さが変わりました。
●体が軽い・疲れが残らない
お酒を飲まなくなってから、体がとても軽く、疲れも残らなくなりました。体調が良いため、気持ちもつられて良くなります。ネガティブな考えも浮かびにくくなり、物事をポジティブに考えられるようになりました。
●頭の回転
上記のように体調が良くなり、ポジティブになれる為か、頭の回転も以前より良くなった様に感じます。
禁酒でダイエット効果。1ヶ月の禁酒でマイナス1.5キロ。ビール腹も改善
今回の禁酒をしただけです。特に運動もしておらず、食事も変えたわけでもありませんが、お酒を辞めただけで、体重が1ヶ月で1.5キロ減っていました。
また、未だ25歳なのに中年男性の様なビール腹だったのもかなり改善されてきました。
筆者の友人も諸事情でお酒を10日間飲めない期間があり、そのたった10日で2.5キロも体重が減ったという人もいました。
禁酒ダイエットは、体調も良くなり、ポジティブになれ、頭の回転も良くなる、これ以上ない最高のダイエットではないかと思っています。
継続は力なり。禁酒は自信になる。自分で決めたことを続けられるとそれが自信になる!?
禁酒は絶対無理と思っていた方が、もし自分の中で例えば、「お酒を飲むのは週2日までにする」と、お酒を減らすルールを作り、それを三日坊主で終わらず、1ヵ月、2ヵ月と継続していくことは、お酒を減らすことでの良い効果プラス、「継続することが出来ている」という事自体が、成功体験として自分の中に残ります。これによって、更に自分の自信になり、自己肯定感を高めることにつながります。
個人的には今回の禁酒でこれが一番大きかったように思います。
禁酒に関する個人的な感想・まとめ。
頑固な禁酒・無理な禁酒はオススメしません。「継続は力なり」ではなく「継続しか力にならない」
今回1ヵ月間禁酒をやってみて思ったことですが、無理に辞めてはいけないということです。
お酒はタバコと違って、デメリットばかりではありません。適度なお酒は、リラックス・ストレス発散などの効果もあげられています。また、仕事・プライベートでのコミュニケーションの大切な1つのツールでもあります。
頑固な禁酒、無理な禁酒は付き合いが悪くなったり、ストレスが溜まったりと逆効果を引き起こすことが有ります。
そういったことを防ぐ一番のお酒のルールはやはり、上記にも記載した「誰かとお店でしか呑まない」というルールではないかとも思いました。
何事もやり過ぎは毒です。自分の中で、続けられる範囲でのルールを作り、それを継続することが最も大切だと思います。何よりも大切なことは「継続」です。