愚行権って皆さんご存知でしょうか。
日本国民全員に与えられている権利のことなのですが、この愚行権がとてもおもしろい。
愚行権(ぐこうけん)とはたとえ他の人から愚かでつむじ曲りの過ちだと評価・判断される行為であっても、個人の領域に関する限り邪魔されない自由のこと。(Wikipedia)
簡単に言うと他人に迷惑さえ掛けなければ、それが愚かな行為であったとしても誰に何を言われようとも自由に行って良い権利のことです。
自由の国日本w
というかこんな権利自体が存在すること自体がビックリ。
ポイントは法律違反にならず他人に迷惑・危害をかけない。そして、端から見ると愚かな行為である事がこの愚行権に当たります。
そこで色々と日常生活やテレビ・新聞などを振り返ってみたのですが、個人的に「あ、これ愚行権を行使しているな」っていう例が幾つか思いついたのと、調べてみたので皆さんに紹介したいと思います。
共感できない、もっとこういうのが有る、ちょっと間違ってんじゃないのという意見が有ればコメント欄にて頂けると幸いです。
▼目次
愚行権を行使している例
自傷行為・リストカット
リストカットなどしない人から見ると何故するのかキモチがわからず、理解できない。これは愚行権を行使していると思われます。
親・友人が見ると心配するという点は有りますが、誰かに具体的に何か迷惑をかけているかといえばそういうわけではありませんからね。
あくまでも自己責任の範疇で行っている場合は愚行権を行使していると思います。
ギャンブル
パチンコや競馬など。
損をするのは自分自身。家庭持ちであれば家族に迷惑がかかるという場合は有りますが、基本的には自分のお金で賭けて負ければ自分のお金が無くなるだけ。
ハマる人はハマりますし、興味が無い人からすると何が良いのか全く分からない。人それぞれ好き嫌いが有りそれを愚行権が権利として認めているのですね。
酒・煙草
これもしない人からすると愚行権の例でしょう。
筆者はお酒好き派なのでお酒を飲むことは愚かではないと言いたい。ですがw
飲まない人からすると「あんなに酔っ払って醜態さらして馬鹿みたい」って思われてるかもしれませんねw
煙草は数年前まで喫煙者でしたが今は非喫煙者になり、今では何が良いのか。
肺も黒くなるし、なぜあんな臭いものを吸うのか分かりませんw
今の自分から喫煙者の頃の自分を見ると「愚行権を行使していたな」と思います。
※ただ、ポイ捨てや絡み酒は愚行権ではなくただの迷惑行為です。
カップルがキス動画をネットにアップ
高校生カップルなどがキス動画や抱き合う動画をネット上に公開する行為。
筆者的には何が良いのか分かりませんが。絶対別れるし!w9割以上は別れるでしょ!w
損しかしないと思えてなりません。
全く個人的には共感できませんが話題になっていますね。これも愚行権行使の例だと思います。
売春
売春自体は禁止されていますが、18歳以上の男女間でお互いの同意のもとで有れば特に罰則がありません。
ただ、男性・女性両者にハイリスク・ローリターンだと思います。
女性側が本当は17歳なのに19歳と言い行為をし、訴えられれば男性は逮捕されます。
女性側も目の前の幾らかのお金を求めて、どんな男性か素性も知らずに会う事は非常に危険のリスクが高い。
一応禁止されていることではあるので愚行権行使の例というわけでも無いかもしれませんが・・・
売春するくらいなら女は風俗で働き男は風俗に行く。
そのほうが100倍良いと思いますけどね。
自分の裸をネット上にアップ
年令によってはアウトですが、ネット上でちやほやされたい、人気者になりたいということでネット上に裸をアップする女性が増えているようです。
また、男性も同様に。
何も考えなしに、有名な◯◯に憧れて自分もやってみよう。なんて無計画でネット上にアップしていると黒歴史の出来上がりですw
誰かのPCに保存されてしまえば完全削除はほぼ不可能。
別に顔写真くらいであれば個人的には全然愚行権とは思いませんが、裸や明らかに変な行動(奇行)を動画でアップすると後が怖い。
また、ネット上と言えども通報された場合に処罰される可能性は充分有るようです。
冒険・チャレンジ
端から見ると「なんでそんな冒険してんの??」「なんでそんなチャレンジするの?結果見えてんじゃん笑」という様な映像、Youtubeなどにもアップされていますが、これも誰かに迷惑を掛けるわけでもなく、むしろ私達を笑わせてくれているという場合も有ります。
パフォーマンスやエンターテイメントの一環という場合も有りますが、
これも愚行権行使の例当たると思います。
確実にそれ、痛い目合うだろ。分かるじゃんwってことを何故やるのか、主に海外の場合が多いですが筆者には理解できないw
ちなみに筆者は学生の頃東南アジアへ一人旅経験はあるので冒険に関してはやりたいキモチは分かるつもりです。
ただ、危険なチャレンジに関しては一切キモチが分かりませんw
まとめ
はい、ということで愚行権行使の例でした。
他人に迷惑をかけず法律に違反することのない範疇であれば誰もあなたの愚かな行動を邪魔することは出来ません。
なぜならあなたには愚行権があるからです!w
もし愚かな行為をしようと思いついた際は勢いに任せることも大切ですが、「誰かに迷惑を掛ける事にならないか。法律違反にならないか。」を考えて実行することであなたには愚行権が使えるのです!w
珍法律というか面白い法律でしたので雑学までにご紹介でした。