EC-CUBEのインストール作業、サーバへの設置作業を行ったことがある方は必ずと言って良い程ぶち当たる疑問。
それがURLの最後に/html/がついてしまう問題。
過去のEC-CUBEバージョン2系ではもうかなり様々なブログにこのURL変更方法が記載されていますが、最近バージョンアップされたEC-CUBEバージョン3系は情報が非常に少ない。
筆者も先日久々にEC-CUBEをインストールしたのですが、バージョンが3になっていて、これまでとまったくファイル構成やDB構造、システム構造が変わっていました。
まだEC-CUBE3系に関して情報が少なく、一刻も早く情報を増やしていかなければならない為、今回は記事を書きたいと思います。
EC-CUBEバージョン3系でのURL変更方法【/html/の取り外し方】
レンタルサーバーによってはDocumentRootを設定出来るものが有りますので、その設定が可能なレンタルサーバーであればドキュメントルートを設定するのが、最も手っ取り早いですが、今回はその設定が出来ないレンタルサーバーを利用している方向けです。
EC-CUBEインストール後のURL変更方法について
早速流れをご紹介します。
インストール(http://ドメイン名/html/install.php)
インストール完了後にFTPやファイルマネージャー、sshなどでサーバへアクセス
/ドキュメントルート/EC-CUBEROOT/html/
内の
index.php
.htaccess
robot.txt
この3つを/html/の外へ。(※1つ上の階層で移動させます。)
移動させたindex.phpを編集
require __DIR__ . '/../autoload.php';
と記述されている部分を
require __DIR__ . '/autoload.php';
に変更。
/ドキュメントルート/EC-CUBEROOT/app/config/eccube/path.yml
このpath.ymiを編集します。
root_urlpath: /html
の部分を
root_urlpath:
に変更
設定は以上です。
これらを行うことでhttp://ドメイン名/でアクセスすることが出来るようになります。
この通りに行えば比較的すんなりとURLの/html/を取り除くことが出来ると思います。
※毎回EC-CUBEインストールしてて思うけど、そもそも/html/最初からつかないようで来ないものだろうか・・・w
まあ/html/を付けるメリットの方が大きいためにそのままにしているのだろうけど。
EC-CUBEバージョン3は出たばかりでまだまだこれからどんどん改良が加わっていくと思われます。
今回のEC-CUBEバージョンが3ではこれまでネックになっていた、アップデート機能が付いているということで、
バージョンが変わってもアップデートが行い易くなったということで、これから更にEC-CUBEを利用する企業や技術者は増えると思われます。
ただ、ネット上にまだカスタマイズの情報が少ないため今後も筆者が解決出来たことについては書いていきたいと思います。