一時的な大爆発的ブームを記録したPPAP。
最近では徐々に収まりつつあります。
そんな中、10月18日にDAMで配信開始されたカラオケ。
もう歌っただろうか・・・
まだ歌ったことが無いアナタ。。。
ふふふ。。。
この記事を読んでおいてよかったね。
今回はPPAPをカラオケで歌った筆者の感想をお伝えしたいと思います。
巷ではピコ太郎ハラスメント【ピコハラ】とも言うらしいです。。。
▼目次
PPAPをカラオケで歌うことになった経緯
まずはPPAPを歌うことになった経緯をご紹介したいと思う。
先輩から誘われ居酒屋へ
それは、11月半ばの事である。
先輩から飲みに誘われ居酒屋へ行くことに。
美味しい料理と美味しいお酒でその場はとても楽しい時間だった。
筆者自身も先輩もお酒が大好きで、よく飲む。
当然1軒で終わることが無く、2軒目へ行こうとする。
カラオケとバニーちゃんどっちが良い?
2軒目どこに行こうかと思った時、先輩からこんな問が。
先輩「カラオケとバニーちゃんどっちが良い?」
筆者「ん〜。そうですね~。カラオケも良いですが、バニーちゃん行ってみませんか?」
バニーちゃんが居るバーなのか、ガールズバーなのかはわからなかったが、聞いた瞬間答えは決まっていた。
「バニーにきまっている。」
一応、若干悩んだ振りをしたのは気遣い。
その先輩がカラオケを歌うイメージもそんなに無かった為だ。
バニーちゃんのお店へ
バニーちゃんのお店へ行ってみると
女性店員が全員バニーガールの格好をしているガールズバーだった。
何だココは。。。
初めてのお店であったが、筆者の選択は間違っていなかった。
1件目でかなり飲んでいたこともあり、
結構酔っ払ったまま2軒目でバニーちゃんたちと話していた。
セット時間終了しどうするか。。。
となったときに先輩が一言。
先輩「カラオケ行くぞ。」
カラオケはカラオケではなくキャバクラだった
当然ついていく筆者。
カラオケ=カラオケ
だと思っていた筆者は、2人か。。。という不安も有ったが、
ただ、かなり酔っ払っており、「大丈夫だろう」と軽い気持ちで向かった。
がしかし、着いたそこはカラオケではなく「キャバクラ」だった。
筆者「あー!カラオケってキャバクラのことですか!」
と、一言言い、
「キャバクラならバニーちゃん挟まずに最初からキャバクラ行けばよかった。。。」
と財布を気にして若干後悔。
キャバクラに到着すると、入り口すぐ右側の扉を開け
個室の様なところへ案内された。
「キャバクラでどうカラオケするのか」と酔っ払いながら心配していたので安心。
しかし、その扉は地獄の扉だったのだ。。。
PPAPカラオケで歌ったらただの地獄
3軒目ということで、ベロベロに近い状態まで酔っ払っていた。
そこで、先輩がまず歌い、女の子と会話を楽しんでいた。
筆者も2曲程歌った時に先輩が一言。
先輩「PPAP歌ってみろ。」
筆者「分かりました。」
先輩「ピピッ」
その時、酔いとその場の雰囲気もあり、筆者も乗り気だった。
そして曲が始まる。
ピッピコッピッコッタッロッオォ〜〜♪ピコッ♪
あのリズミカルな曲が始まる。
軽快なリズムで始まり筆者も席を立ち前に出る。
あのダンスも忠実に再現。
筆者「PPAP♪」
ベロベロに酔っ払っており、気持ち的にも楽しく踊り始めた。
このときは先輩も、女の子もノリノリだったのだ。
しかし悲劇は訪れる、、、
筆者「アイハッバッペーンッ♪」
と言った瞬間。
空気に違和感を感じチラッと席側を見る。
女の子も先輩もこんな顔になっていた。
その瞬間。
筆者もその顔と場の空気を感じ取り、全てを理解した。
「地獄だ。」
しかし曲は続いている。
筆者「歌うしか無い。。。」
筆者「アイハバアポー♪」
筆者「ヴゥウウウウ〜〜〜ンッ」
筆者「アッポ〜ペ〜ン」
踊りながらである。
幸いなことにPPAPは1分程しか無い短い曲だ。
しかし、その1分が筆者には5分にも10分にも感じた地獄の時間だったのだ。
それでも筆者は歌い踊り続けた。
筆者「アイハバパイナッポ〜〜♪」
という頃には、先輩と女の子は席で別の会話をしており、筆者の方を一切見ていない。
その中で、一人前でPPAPを踊り続け、地獄に耐え続ける筆者
心のなかでは「死にたい。でも耐えるしか無い。早く終われ。」と思い続け
永遠にも思える長い長い1分間を乗り切った。
パチパチとなる拍手がズタボロになった傷口を開く。
わずか1分間前まではベロベロに酔っ払っていたが、1分後にはほぼシラフに戻っていた。
精神がボロ雑巾になった筆者はその後のキャバクラでの時間、笑顔に戻ることは無かった。
これがPPAPを調子に乗って歌った筆者の末路である。
恐らく今後一生筆者がカラオケでPPAPを歌うことは無いだろう。
PPAPは複数人で歌うべき
PPAPで地獄に落ちないためには複数人で歌うのが良いと思う。
それも、仲の良い友達同士でだ。
PPAPは驚くほどノリにくい
恐らく今回の地獄を体感した原因はPPAPが思った以上にノリにくい曲だからだと思う。
イメージ的に楽しい曲だが、誰かがPPAPを歌っているシチュエーションで聞く側がノろうと思った時、ある程度勇気が必要になると思う。
手拍子だけでは不十分。
一緒に手振りを付け歌う位でなければPPAPの1分間を地獄に落ちずに乗り越えることは出来ない。
そういう意味でも仲の良い友達同士で、ある程度”出来上がった”状況で”一緒に”歌うことが無難だと思われる。
PPAPはメンタルの鍛錬にはなる
経験した時、本当に地獄の1分間であった。
ただ、もしメンタルを鍛えたいというドMの方が居れば、これは手軽に1分間で出来るメンタルトレーニングになるともう。
メンタルに過度なストレスが加わるため、メンタルを鍛えたいという人には良いかもしれない(笑)
そして、逆に全く変な空気にならなければ本当に心を許した友達同士という証にもなるかもしれない。
周りの皆がノッてくれれば地獄は訪れない為だ。
ピコ太郎ハラスメント【ピコハラ】
今回筆者が体験した先輩からのPPAPの強要を
世間ではピコ太郎ハラスメント
略してピコハラというらしい。(笑)
忘年会・新年会とこの2ヶ月間で宴会は行われるだろう。
そこで、上司から「PPAPやれ」と言われ悩む若手が増えているらしい。。。
ネットニュースになっていましたwww
今回、筆者が体験した事はまさにピコハラ。
若手の皆さん、、、
どうかピコハラに耐えましょう。
気持ちを強く持って上司からのピコハラに耐えていきましょう。
1分の我慢です。。。
共に戦いましょう。。。
もし、今後PPAPを歌う機会が有れば、この記事が参考になれば嬉しく思う。
そして、お酒の勢いに任せて軽い気持ちでPPAPを歌ってしまうと、場合によっては、地獄を見ることになるかも知れない。ということだけは覚えておいて欲しい。