アロエヨーグルトと聞くと体に良い様なイメージをお持ちだと思います。
アロエ自体が古くから日本では様々な健康維持に使われてきました。
そんなアロエに更にヨーグルトを加えたものですからやはり健康には良さそうです。
ではアロエヨーグルトには実際にどのような効果があるのでしょうか。
今回はアロエヨーグルトの凄い効果と、アロエヨーグルトを自作する時の作り方について皆さんへお伝えしたいと思います。
是非、アロエヨーグルトを健康維持の一助に試してみてはいかがでしょうか。
▼目次
アロエは古くから傷薬・健康維持に使われてきた
アロエは日本でも馴染み深く、民間療法として田舎の家の庭では多くの家庭がアロエを育てていました。
アロエって生命力が強いのでほとんど自生しているような形で、放置していても勝手に育つので、伸び放題で巨大化したアロエなんかも田舎の家の庭では日常的に見られます。
実は筆者も小さい頃実家が田舎で庭がありましたので、庭にはやはりアロエが生えていました。
アロエの効果
そんなアロエですが、どのような効果があるのでしょうか。
見ていきましょう。
1、傷や火傷の治療
アロエには抗菌作用や消炎作用のある成分が含まれています。
実はケープアロエというアロエは医薬品の軟膏にもなり傷薬・火傷などで使われているほど、効果・効能が認められているのです。
家庭で多く栽培されているキダチアロエの皮を剥き、熱湯消毒をした後に傷口・火傷部分に貼るという方法です。
2、美容・美白効果
アロエに含まれるアロエシンにはシミやそばかすの原因となるチロナーゼ酵素の作用を阻害し美白効果も期待できると言われています。
シミやそばかすが気になる方は積極的に食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、食べるだけではなく直接肌に貼るのも良いそうですよ。
3、腸内環境の改善。便通の改善
アロエに含まれるバルバロインやセンノシドという成分は大腸刺激性下剤の効果があります。
これらの成分は大腸まで運ばれると腸内細菌の作用で働き、大腸の粘膜を激して水分を貯め、腸の運動を促し便通を改善すると言われています。
4、胃腸を元気に
アロエに含まれているアロインやアロエモジンという成分は胃を刺激することで胃液の分泌を促します。
このアロイン・アロエモジンはアロエの苦味成分です。
胃腸の調子を整えるためにアロエを食に取り入れてみてはいかがでしょうか?
アロエヨーグルトの健康効果とは
上記のようにアロエには様々な効果があります。
それではアロエ+ヨーグルト=アロエヨーグルトにはどのような効果があるのでしょうか?
アロエとヨーグルトで相乗効果
アロエには先ほど紹介したように様々な効果があるものの、「良薬口に苦し」という言葉があるようにアロエには苦味があるため、そのままでは食べにくいという人も多いのです。
そのため、ヨーグルトで甘く仕上げることでストレスにならずに、継続して食べることが出来ます。
ヨーグルトはお腹の調子を整える
ヨーグルトには乳酸菌があり、お腹の調子を整えることで有名ですね。
更に、アロエにはバルバロインやセンノシドという先ほど紹介した便通を改善する働きがある成分があるため、相乗効果!
便秘気味の方には特にオススメです。
自家製アロエヨーグルトの作り方
アロエヨーグルトにはキダチアロエもしくはアロエベラという種類のアロエが使われます。
アロエは新鮮な方がより効果的とも言われていますので是非実践されてみてはいかがでしょうか。
ちなみに2種類のアロエがどのようなものか写真でご確認ください。
キダチアロエはこちら
1、アロエの葉を剥き透明なゼリー部分だけを取り出す。
2、鍋に移して煮る。(煮ることで殺菌にもなります。)
3、ザルに上げて砂糖やハチミツをかけてよく混ぜ冷蔵庫で冷やす
4、ヨーグルトとアロエを混ぜて出来上がり!
アロエヨーグルトは妊婦中・授乳中に良いか?
そんな健康効果が優れているアロエヨーグルトですが、時と場合によって食べては行けない場合があります。
特に妊娠中・授乳中は要注意!
妊娠中に特に注意しなければならないのがアロエの皮です。
皮にはアロインが含まれており、これには子宮を収縮させてしまう作用があり悪影響を与えることがあります。
また、授乳中はアロエに含まれる成分が母乳に入り、赤ちゃんが下痢になることなどがあるようですので、注意!
つまり、妊娠中・授乳中はアロエの摂取を控えましょう。
市販のアロエヨーグルトは食べても大丈夫!
ですが、市販にはアロエヨーグルトが販売されていますよね。
これはどうなのでしょうか。
実は、市販のアロエヨーグルトは妊婦さんや授乳中の女性が食べても問題ありません。
この理由は、問題となるアロインがアロエの皮にしか含まれていないためです。
ですので、一般的に販売されているアロエヨーグルトはアロインを除去していますので食べても問題無いのです。
よくよく考えると、妊婦さんや授乳中の女性が食べて問題のあるものがスーパーなんかで食品として購入できるわけが無いですよね。^^;
ただ、自作でアロエを切って調理する場合は、ブレが出ると思いますので、自作のアロエヨーグルトは妊娠〜授乳中は食べないほうが無難です。
1家に1つアロエ生活
アロエは本当に強い植物で、放置で大体育ちます。
しかも、アロエが苦手とするのが、栄養過多・水分過多です。
水分をあげすぎたり、栄養をあげすぎると逆に根腐れして枯れてしまいます。
庭なんかに植えると、ほとんど放置でどんどん大きくなります。
サボテン級に本当に生命力の強い植物です。
そんな放置で育つアロエ、自宅に1つ有っても良いと思いませんか?
傷・火傷の対応が医薬品ではなく植物で出来るなんて良いですよね。
興味がある方は、一度アロエがある生活を送ってみてはいかがでしょうか。