筆者もいよいよ27で2017年の4月には28歳を迎えます。
アラサーの中でももう後半。
30代が近づくにつれて結婚式ラッシュが始まりつつあります。
周りの人が結婚するのは本当に嬉しいことですが、ご祝儀が必要になります。
大抵3万円〜ということで、ちょっと痛い。
嬉しいけど痛い。
そんなご祝儀ですが、時と場合によって、「ご祝儀って必要?」という疑問が湧くこともありますよね。
今回は、そんなご祝儀について皆さんに筆者の体験談も含めて、結婚式の受付をした方と、2次会から参加する場合の2つに絞ってお伝えしたいと思います。
▼目次
ご祝儀とは
ちょっとその前に!
ご祝儀が必要かどうかをお伝えする前に、そもそもご祝儀とは何か。
本来の役割などを改めて確認してみましょう。
ご祝儀とは祝儀(お祝い事)の時に送る寸志の事です。
謝礼や心付けなどに用いられます。
つまりこのご祝儀とは”気持ち”です。
気持ちを現金という形で表すものですので、本来、ご祝儀は渡す渡さないという決まりは無いのです。
ただ、社会人のマナー・常識的な概念があります。
特にご祝儀が必要ない場合を誤認していると、”本来ご祝儀を出すのが社会人の礼儀”なのに出していないという事が起こりえてしまいますので注意が必要です。
また、ご祝儀を出すことに関しては、基本的に出して恥じやマナー違反ということにはなりにくいですが、出し方を注意することで受け取る側の手間を少なくするなどのポイントがあります。
それでは、ご祝儀について皆さんにお伝えしたいと思います。
結婚式の受付はご祝儀を出す?
まず、この結婚式の受付についてです。
筆者は2016年の11月に知り合いの方の結婚式に呼ばれまして、受付をしました。
その時に、受付の場合、結婚式のご祝儀は出すの?出さないの?
という疑問がありました。
色々な方に聞くと、意見は本当に様々なんですよね。
受付はご祝儀を出さないで良いと言われるパターン
ネットで検索していると、受付の場合、ご祝儀は出さなくて良いという意見と、場合によっては出さなければながらないという意見がありました。
基本的にはご祝儀は、受付を頼まれた場合、新郎・新婦どちらかからご祝儀は出さないて良いよ。といわれる事があるようです。
筆者がよく行くバーでもオーナーにちょっと聞いたことがありますが、「基本的にはご祝儀はいらないと言われるパターンが多い」とのことでした。
受付でもご祝儀を出さなければならない場合もある
ただ、筆者の場合は、受付を頼まれた時、「ご祝儀を出さなくて良いよ」という事は言われませんでした。
これは時と場合により様々ですが、「出さなくて良い」と言われませんでしたので、そのまま、何も言わずに出しました。
これは相手によって様々なようです。
「出さなくても良いよ」と言われることも有れば”何も言われない”ということもあるようです。
事前に「出さなくても良い」と言われなくても当日言われる可能性も考えられます。
しかし、一番最悪なパターンは、「受付だからご祝儀出さなくて良いよ。と言われていないのに、ご祝儀を出さないパターン」です。
”おいおいご祝儀なしかよ。”と思われる可能性がありますので、たとえ受付だとしても何も言われなければご祝儀は基本的には出すようにしたほうが無難です。
準備は必ずしておいて下さい。
また、「ご祝儀要る?」という質問は新郎新婦には絶対にしないように。。。
そんな方は居ないと思いますが(笑)
これが実情だと思います。
結婚式の2次会から参加する場合ご祝儀は必要?
次に、結婚式の2次会ですが、この場合のご祝儀についてです。
基本的に2次会の場合は、ご祝儀はズバリ”必要無い”ようです。
理由は2つ
2次会は参加費のみ。披露宴はご祝儀
基本的に、2次会は参加費のみの受付で、受付担当の方も参加費を徴収して、全員揃ったかを判断します。
その為、2次会ではあくまでも参加費のみ。
受付の方にご祝儀を渡すと混乱になります。
また、そもそもご祝儀は披露宴で集めるもので、披露宴の開宴費用などに当てられ、披露宴の参加者には”お返し”というか感謝の思いとして引出物が渡されます。
つまり、新郎新婦は、ご祝儀を下さり、披露宴に参加頂いた方へのお礼や感謝の気持ちとして引出物を渡すわけです。
ご祝儀は嬉しいが突然だと新郎新婦に気を使わせてしまう?
しかし、2次会では引出物はありませんし、2次会参加の方用の引出物は用意されていません。
その為、2次会参加の方が突然ご祝儀を渡すことは新郎新婦に気を使わせてしまうことにもなる可能性や、パターンがあるようです。
その為、2次会ではご祝儀は出さないほうが無難と言えそうです。
ただ、あくまでもご祝儀は冒頭でお伝えしたように”お祝いの気持ち”を表すものです。
ですので、事前に、2次会参加でも”自分がご祝儀をお祝いとして渡したければ事前にお伝えする”ということがマナーかもしれません。
あくまでもお祝いや感謝の気持ちを表し、思いを伝えるものですので、”絶対的な決まりは無い”ということです。
ただ、2次会のみの場合は”渡し方”にだけは気をつけたほうが良さそうです。
ということで、是非皆さん、ご祝儀を正しく理解して、これから迎えるご友人・親戚・上司などの結婚式のマナーを身につけ、大人へのステップアップを目指してみてはいかがでしょうか?