世界平和指数(GPI)から算出された2017年度版の世界で最も平和な国ランキングが発表されました。
昨年の平和な国ランキングはこちら
▼目次
世界平和指数(GPI)とは
エコノミスト紙が144カ国を対象に
- 対外線、内戦の数
- 対外戦の死者数
- 政治的不安さ
- 殺人事件の数
- 暴力犯罪の程度
- テロ活動の潜在的可能性
- 軍人の数
- 重兵器の数
- 小型武器の入手のしやすさ
など計24項目から算出するもので、今回、その算出結果から世界で最も平和な国ランキングが発表されました。
それでは早速2017年度版をご紹介したいと思います。
第1位 アイスランド
世界で最も平和な国なんと6連覇!殺人率・テロ率が極めて低く、刑務所にに収容されている人の人数も少ない。さらに、地理的にも離れた島な為、国境紛争を避けることが出来ることが、6年連続に輝いた理由です。
第2位 デンマーク
あらゆる面で未来の社会のモデルにするべき国とされており、安全性、労働時間の少なさ、名目GDPの高さから、殆どの国民も国に対して満足しているようです。
世界でも最も幸せな国の1つとされ、犯罪レベルは当然極めて低く、産みに囲まれていることから、紛争の邪魔にもなりません。
第3位 オーストリア
オーストリアは平和な歴史を持ち選挙も穏やかな特徴があります。7カ国と接していますが、その中のスロベニア・チェコ・スイスなどは世界で最も安全な国トップ10にランクインしており、犯罪率は極めて低いことが3位に輝いた要因です。
第4位 ニュージーランド
ニュージーランドは島国であり、紛争・テロの脅威が低いくにです。また犯罪率も低く、美しい自然に囲まれた豊かな国です。
第5位 ポルトガル
ポルトガルに隣接している国はスペインの1カ国のみで紛争が発生した場合でも地理的にスペインが緩衝地として機能し安全な国と言えます。国内の犯罪率も低く過去1年間にも大きな事件が起きていないことがトップ10入りした理由のようです。
第6位 チェコ共和国
チェコ共和国は非常に暴力犯罪率が低く、隣国のドイツと比較して、チェコ共和国は昨年ほとんどテロ活動を経験していません。潜在的なテロ脅威は「最低(もっともテロの脅威が低い)」と評価されています。
第7位 スイス
中立性で有名なスイスは外部の紛争もなく平和な国トップ10にランクイン。潜在的な危険地帯の可能性がある、ドイツ・フランス・イタリアに隣接位sていますが、山々に守られた地理が功を奏し、テロの脅威が低いと評価されています。
第8位 カナダ
広大な国にも関わらず、平和で安全な国です。広大な土地と、ロッキー山脈で保護され、紛争に巻き込まれるリスクはほぼ無い事がトップ10入りした大きな要因です。
第9位 日本
我らが日本は2017年度平和な国ランキングで9位となりました。ランクインした要因は殺人と犯罪率が非常に低く、GPI(平和度指数)によると日本はアジアで最も平和な国となります。テロの脅威も非常に低いとされています。
やはり日本は世界でも10本の指に入る平和な国ということですね。日本人に生まれてよかった(σ・∀・)σゲッツ!!
第10位 スロベニア
東ヨーロッパ諸国はテロ活動・内部紛争の影響をほぼ受けず、警察も平均以上に機能しており安全な国とされています。イタリア・クアチア・ハンガリー・オーストリアの4カ国と隣接していますが、どの国も非常に平和な国で、それらの影響からスロベニアも平和な国としてランクイン。
平和な国でも渡航の際は外務省のサイトでチェック
ということで、世界平和指数(GPI)から算出した2017年度の平和な国ランキングトップ10でした。ちなみに、今回紹介した10カ国の中で今後、旅行の予定が有る方。この10カ国はその他の国に行くよりは安心して渡航出来ますが、それでもやはり外務省の海外安全ホームページで最新の安全情報をチェックして渡航するようにしましょう。
また、地球の歩き方などのガイドブックを利用して、観光する地域の情報を事前に調べる事をオススメします。
人生は一度きり、生きている内に世界旅行で見聞を広げましょう!