甘いものは別腹の原因と対策!感覚特異性満腹感を理解してダイエット
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誰もが感じたことがある「甘いものは別腹」

夕食食べすぎてもう何も入らない・・・

と思っていても、冷蔵庫の中にデザートが入ってるとついつい食べてしまう。

お昼ごはんたらふく食べたのに、3時のおやつは欠かせない。

特に、スイーツ好き女子は「食べたら太るのに・・・」と分かっていても別腹でスイーツ食べてしまったり。

別腹はダイエットに大敵です。

そんな別腹ですが、「何故お腹いっぱいなのに食べれるんだろう。。。」と考えたことありませんか?

実は、別腹は実際に存在するのです。

私達の体には別腹が存在し、それは医学的にも認められているものなのです。

今回はそんな摩訶不思議であり、ダイエットの大敵である別腹について調べてみたのでご紹介したいと思います。

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”甘いものは別腹”の正体は感覚特異性満腹感

甘いものは別腹

 

 

あの「甘いものは別腹」で、お腹いっぱいなのに食べれてしまう。この症状には正式に名前がついているのです。

それが、感覚特異性満腹感です。

科学的にも根拠がある症状なのです。

感覚特異性満腹感とは、簡単に説明すると、カレーを作りすぎた時で例えると分かりやすいです!

例えば一人暮らしなのに作りすぎて1週間カレー状態に。。。

という経験よくあると思います。

そんな時、1週間カレーだと流石に飽きます。

ですので、例えば

1日目 カレー

2日目 焼きカレー

3日目 カレードリア

4日目 カレーうどん

このようにカレーはカレーでもアレンジして味を変えようとしますよね。

(※私は1週間カレーでも大丈夫だしっ!!!というツッコミはスルーさせていただきます^^)

要はこれはどういうことかというと、人間は雑食動物なので、生きるために様々な食物を食べる必要があります。

そのため、好きなもの、同じものばかりを食べ続けることで体調を崩したり病気を防ぐことを無意識に本能的に行っている。ということらしいです。

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オレキシンで胃にスペースが

 

さらに、実はもう1つ別腹の原因があります。

それが、オレキシンというホルモンです。

このオレキシンは食欲と睡眠に影響するホルモンなのですが、食欲を増幅させる作用があります。

このオレキシンによってなんと胃が弛緩し、スペースを作り出すのです。

このオレキシンはお腹いっぱいな状況でも大好物の食べ物を見たときなどに分泌され、胃を動かしスペースを空ける作用があります。

オレキシン・・・恐るべしです。。。

何故このような事が起こるかというと、一説には、飢餓に対する人間の本能とも言われています。

大昔の狩猟生活を送っていたときに環境に適応するために人の体は進化し、飢餓・飢えを少しでも回避するための本能が備わった。それが現在も本能として備わって残っているのではないかと言われています。

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インスリンに注意!空腹感=空腹ではない

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更に注意したいのが、空腹感=空腹ではないということです。

特にいつも、いつも甘いものばかり食べている糖分過多の方は要注意です。

食べたばかりなのに空腹感を感じる。明らかにお腹空いていないのに空腹感を感じる。という場合、

インスリンというホルモンが影響している場合があります。

インスリンは血管内を流れる血液の中のブドウ糖を様々な臓器の細胞・脂肪・筋肉などに取り込ませようとする働きがあります。

このインスリンは糖分を取りすぎると多量のインスリンが分泌されます。

これにより、インスリンが働き、血液中の血糖を下げすぎてしまい、食べてあまり時間が経って無いのにお腹すいたと感じる事があります。

スイーツ好きは良いですが、糖分過剰摂取はインスリンの過剰分泌につながりますので要注意です。

別腹の回避方法。上手な付合い方

甘いものは別腹ダイエット

そんな別腹ですが、最初に挙げた別腹の原因として、多くの場合、同じもの、同じ味ばかりを食べ続けてしまった結果、別腹が起こってしまうという事があります。

人の味覚には「甘味、塩味、苦味、酸味、うまみ」がありますが、料理を構成する味覚としては大半が、「塩味、酸味、 うまみ」の3つです。

だからこそ、食後には食事で感じることができず、さらに大好物の”甘味”を欲してしまうのです。

これは、食事でしょっぱい食べ物ばかりを食べることで、食後に甘いデザートが欲しくなるということに直結しています。

食後のデザートをフルーツに

そんなときにデザートをお菓子、スイーツではなくフルーツにしてみる。

など、同じ甘味でも少しでも健康的な甘味に変更してみる。という方法も1つの手です。

フルーツにはビタミン、食物繊維等も含まれていますので、肉ばかりで野菜が不足した食事の際など食事のバランスが気になる方などは特にオススメです。

食後にコーヒー・お茶を飲むことを習慣づける

これは、習慣づけさせることで脳を静止させる方法です。

毎食後に温かいお茶、もしくは無糖のブラックのコーヒーを必ず飲む。それ以降は食べない。

これを習慣づけることで脳に「食事がこれで終わり」と信じ込ませるという方法です。

一般的に何事でも習慣づくには約3週間と言われていますから、最低でも3週間は頑張って継続してみることをオススメします。

特に、”温かい”飲み物を飲む事が重要です。

温かい飲み物は、満腹中枢を刺激し満腹感を増す効果があると言われています。

身の周りに、デザートやお菓子を置かない

これは、環境整備になりますが、そもそも身の回りに大好物のスイーツやお菓子などを一切置かない。というのも有効です。

身の回りに食べるものが無ければ当然食べなくて済みます。

無ければ無いで買いに行くという事もあるかもしれませんが、それでも、身の回りにデザートが常に有る状況の場合よりは、間違いなく、別腹対策になるはずです。

また、そもそもお菓子・スイーツなどを購入しないという対策になるので、節約にもつながるという一石二鳥です。

自分に合った別腹対策を考えてみましょう

幾つか別腹対策を紹介しました。

別腹対策はこれだけではなく人それぞれ様々な合ったやり方が有るはずです。

自分の体はご自分が一番理解しているかと思いますので、別腹・間食が辞められない。

ダイエットしたいのについ食べてしまう。という方は一度、”別腹対策するにはどうすれば”という視点で考えてみてはいかがでしょうか?

思わぬダイエットの早道が見つかるかもしれません。

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