英紙エコノミスト誌が世界で最も治安の良い国・都市ランキング2015年度版(Safe Cities Index 2015)を公開しました。
このランキングは4カテゴリ40以上の指標に基づいて出された結果です。
4つのカテゴリとは
▼目次
デジタルセキュリティ-
医療保障制度
インフラの安全性
個人の安全
です。
各世界の大陸・地域毎からエコノミスト·インテリジェンス·ユニット(EIU)が選出した50の都市・国のリストをランキング付け。
これら50の都市は安全な地域から絞られているため、例えこのランキングの最下位50位になったとしてもそこは、世界で最も危険な地域ではない。
その中で東京がランキング1位。世界で最も安全な都市と認定されました。
世界で最も人口の多い都市東京(4,400人/k㎡)は、世界で最も安全な都市として選ばれました。
個人の安全性は密接に富と経済発展にリンクします。リッチアジアの都市(東京、シンガポール、大阪)は、指数のトップ3の位置を占めたそうです。
ランキングを見ると東京は1位ですが、さらに大阪も3位にランクイン。日本優秀と言うか凄い。
2020年オリンピックを控える東京
今回のこのランキングで英紙エコノミスト誌は2020年に行われる東京オリンピックについても触れています。
2020年のオリンピックまでに町を変換していく中で東京は8つの目標を明らかにしました。その中で最も重要なポイントは安全性でした。その理由として3.11東日本大震災による福島第一原発事故が挙げられます。
ミュンヘン再保険とスイス再保険によると人間の歴史の中で最も高価大惨事としてランクしたとのこと。
また、東京オリンピックの成功を左右する要素の1つとしてサイバーテロも有ります。
2012年のロンドンオリンピックのサイトでは2週間の開催期間で2億2,100万のサイバー攻撃があったとBT Global ServicesのLuis Alvarez氏は述べているそうです。
さらに、ロンドンオリンピックのCIO(Chief Information Officer)を務めたGary Pennell氏はオリンピック期間中に1億6,500万回のサイバーセキュリティに関わる問題が発生した。
つまり2020年の東京オリンピックではさらなるセキュリティ対策が必要になるが、今回の安全な都市ランキングの4つの指標の1つデジタルセキュリティ(DIGITAL SECURITY)で東京が最も高い数値を割り当てられて居ることから分かる通り、セキュリティ対策の為の技術力は東京は持っていると認められています。
その他にもオリンピックまでに様々な課題が挙げられていますが、それらを踏まえて英紙エコノミストは東京を1位としてくれた事、日本人として誇りですね。
その他の安全な都市・国ランキングTOP10
2位、シンガポール
3位、大阪
4位、ストックホルム
5位、アムステルダム
6位、シドニー
7位、チューリッヒ
8位、トロント
9位、メルボルン
10位、ニューヨーク
日本人でよかった(´ω`)