最近こんなニュースを耳にしました。
「千日回峰行 堂入り 達成」正直何が何なのか意味がわからなかったので調べてみると、このニュースとんでもないニュースでしたので紹介したいと思います。
▼目次
自害を覚悟。千日回峰行の堂入りが苦行過ぎるwww
千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)とは比叡山延暦寺(大津市)の荒行(修行)のことです。
連続した1000日間ではなく7年間をかけて通算1000日の間行なわれるとのこと。(実際歩くのは975日間)
この千日回峰行は途中で続けられなくなった際は自害を覚悟で行うそうで、常に
首をくくるための麻紐
切腹するための短剣
誰かが自害した際の遺体を発見してくれた際のための葬儀用の10万円
これらを常時携帯しているとのこと。(半端な覚悟じゃない。。。)
内容は、1日30キロを6時間で250箇所以上も巡拝するそうです。
そして5年で700日の回峰を行うと最も過酷な堂入りが行われます。
なんと9日間(断食・断水・断眠・断臥)の行を行うそうです。(※断臥の臥とは横たわる事)
あれ、、、人間って飲まず食わずだと3日位が限界じゃなかったっけ・・・どうなっているのか。
それほど仏に近づいているということでしょうか。普通の人には考えられないです。
堂入り中には不動明王の真言といのを10万回唱え続けるそうです。
この堂入りが終わると行者は生身の不動明王といわれる阿闍梨(あじゃり)となり信者達の合掌で迎えられるらしい。
堂入りがやっと終わった。。。と言ってもまだこれで終わりでは有りません。
そう、まだ千日回峰行は残り約300日あるのです。。。
これからは1~5年目まで行ってきた1日30kmの距離が60km→84km→30kmと日数によって変わってきます。
これら全て、千日回峰行を全て満行すると「北嶺大行満大阿闍梨」になるそうです。
これは・・・普通の人は無理でしょうね。。。
これまでの延暦寺の記録では満行者は47人とのこと。
47人居るのか・・・w凄すぎるwwww
堂入りもすごいですが、その前の段階まででなんというか、覚醒してそうな気がする。。。
確かにこんな荒行成し得た人ってなんというか上の存在になっていそう。
そもそもこの千日回峰行は自害覚悟ですから挑戦するという事自体が凄すぎることなのに。(情報はWikipediaより)
そして、そんな千日回峰行ですが、10月21日に堂入りを満行したという事でニュースになっていました。
釜堀浩元住職が堂入り達成!8年ぶり戦後13人目
達成したのは釜堀浩元住職(41)です。
達成は8年ぶりで戦後13人目とのこと。
13人居るだけでもすごい。
13日午後から10万回唱え始め終わったのが21日午前2時前らしいです。
釜堀住職ちなみに福岡出身とのことで筆者も福岡県民として誇らしいです。素晴らしい!
この後の残りの回峰行も満行を目指して頑張って欲しいと思います。本当にすごい。凄すぎる!
堂入り満行の雰囲気もすごいです。↓↓